現在勤務している場所は、周りにクリニックが数軒あるため患者さんの症状も年齢もさまざま。そんな幅広い患者さんと向き合い、薬剤師として調剤や服薬情報提供など一連の業務を担っています。日々患者さんに接しているとコミュニケーションの難しさを感じることも多いのですが、患者さんの不安や疑問に合せて最適な情報を提供できているのは、大学時代に講義内容をただ覚えるのではなく、習ったことを関連付け、知識を深めていったおかげだと実感しています。

調剤薬局の仕事に就いたのは、患者さんにとって身近な薬剤師になりたかったからです。小さい頃から薬を服用する機会の多かった私は、健康への不安に悩まされてきました。そのため「悩みを丁寧に聞き、不安を取り除ける、患者さんとの距離が近い薬剤師になろう」と考えるようになりました。

ここで働き始めて間もないので、まだ患者さんの顔を覚え始めたところですが、これから多くの患者さんと出会い、信頼関係を築きながらたくさんの笑顔が生みだせる薬剤師になれたらいいなと思います。