渡邉 哲也 准教授 [Tetsuya Watanabe]
担当授業科目
薬物動態学/物理薬剤学/薬物送達システム/TDM・薬物代謝学演習/数学Ⅱ/薬学演習Ⅰ,Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ,Ⅵ/薬剤学実習/特別実習
主な研究
主な研究テーマ
- 薬物の経皮吸収および皮内動態に関する研究
- 製剤設計やデバイスを用いた製剤開発に関する研究
- 基剤(軟膏、テープ剤等)中の薬物の飽和溶解度の測定に関する研究
研究論文
- T. Watanabe, Diffusion and partition coefficient of drug on skin permeation and drug concentration profile in skin, Cosme Tech Japan, 1345-1349, 2015
- T. Watanabe, Release Test for Preparations for Cutaneous Application, Pharm stage, 15, 9-12, 2015
- T. Watanabe, M. Yoda, S. Nakadate, Y. Koike and H. Kohno, The relationship between the renal toxicity and endocytic receptor megalin of aminoglycoside antibacterial agent, Pharm stage 16, 35-44 (2016).
- 渡邉 哲也, 薬物の膜透過性に及ぼす基剤中の薬物溶解性の影響, 日本病院薬剤師会雑誌, 55, 301-305, 2019
- T. Watanabe, Safety requirements and evaluation on the medical adhesives, Pharm stage, 19, 1-6, 2019
- T. Watanabe,Simulation of Skin Permeation and Intradermal Disposition of Drugs, Chem Engineet of Japan, 86, 252-30 (2022)
その他 (執筆等)
1. 次世代経皮吸収型製剤の開発と応用, 杉林 堅次監修, 渡邉 哲也, 第 6 章 医療品応用, 3. 疼痛用経皮吸収型製剤の開発, 株式会社シーエムシー出版, 2011
2. 皮膚の測定評価法バイブル, 第 1 部皮膚形状の測定・評価編, 第 11 章皮膚の経皮吸収性 (皮膚蓄積量・皮膚透過量) の測定をしたい, 渡邉 哲也, 第 1 節皮膚吸収製剤の皮膚透過量の測定~軟膏・クリーム・貼付, 株式会社技術情報協会, 2013
3. 注射剤・経口製剤に代わる新しい薬剤投与デバイスの開発, 第 3 章 貼付剤における経皮デリバリー技術と製剤設計, 渡邉 哲也, 1 節 全身作用型貼付剤における DDS 技術と製剤設計, 株式会社技術情報協会, 2013
4. 経皮吸収型製剤の開発における基礎と実務への応用, 第 7 章, 4. 経皮吸収型全身伝達製剤の開発, 株式会社技術情報協会, 2015
5. Skin Permeation and Disposition of Therapeutics and Cosmecuutical Compounds, T. Watanabe, In vivo methods, Springer, 2017
6. 図解薬剤学, 渡邉 哲也, 腎排泄・その他の排泄について, 南山堂, 2018
所属学会・団体名
その他
担当授業科目の特徴
薬物動態学では薬物の投与部位から循環血中への吸収、各組織への分布、代謝、排泄を定量的に扱い、薬物の投与から一定時間後の薬物の血中濃度を理論的に計算・予測が出来るように学びます。また、薬物動態学、物理薬剤学、薬物送達システムなど薬剤学の考えを用いて服薬指導、投薬スケジュール等を臨床の場において実践できるように学びます。