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薬学部 関健二郎教授の論文が国際的な学術雑誌に掲載されました

2025.02.26

 薬学部の関健二郎教授が薬学部学生を指導して行った研究が、国際的な学術雑誌であるAlpha Psychiatryに正式にアクセプトされました。筆頭著者の青砥夕大さんは2024年3月に薬学部を卒業しましたが、在学中に関教授の指導の下に本研究を実施しました。

掲載予定雑誌:Alpha Psychiatry 2025年

著者:Yuta Aoto, Emi Kasama, Tohru Matsuki, Kenjiro Seki

題名:Adaptation to preceding acute psychological stress is associated with subsequent stress coping levels via  corticoid  receptors.

要旨:恐怖を伴う急性ストレスを受けた後には、目標を達成しようとする意欲が低下し、無力感を覚えることが報告されている。本研究では、急性ストレス下での行動パターンが、その後の無力感の程度と相関すること、さらに、この行動パターンがコルチコイド受容体によって制御されていることを明らかにした。本研究の結果は、急性ストレス時の行動パターンから無力感のレベルを予測できる可能性を示唆しており、また、この行動パターンに基づいて適切な介入を行うことで、ストレスによるうつ病の発症を予防できる可能性を示したものである。

 

 



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