お知らせ
2025.02.03
高齢者を対象とした郡山市の「あさかの学園大学」で1月29日(水)に「海の中からクスリを探す」というテーマで約2時間の授業が実施されました。はじめに、海の中には人間にとって有用な有機化合物(医薬品など)を作る生物も存在していることが説明されました。現在、再発性乳がんの治療薬として使われているエリブリンは、海の中の生物である海綿から見つかった有機化合物がもととなり、日本人研究者が大きく関わって開発されたことが詳しく述べられました。授業中、多くの学生さんが真剣にメモをとる姿が見受けられ、クイズを出すと学生さんたちは競って回答する活発な授業が展開されました。