お知らせ
2024.05.29
歯学部の玉井利代子教授、渡部議之講師らによる骨吸収抑制薬のアレンドロネートが炎症性サイトカイン産生を促進するAP-1の活性化を導くことを明らかにした研究が、「日本歯科新聞の2024年5月21日号5面」に掲載されました。この研究は骨吸収抑制薬の服用に伴う顎骨骨髄炎・骨壊死のメカニズムの解明に寄与するだけでなく、AP-1が関わる腫瘍免疫やサイトカインストームの発症メカニズの探求に貢献するもので、下記の国際誌に掲載されています。
雑誌Experimental and Therapeutic Medicine doi:10.3892/etm.2023.12276
題名Alendronate augments lipid A induced IL 1β release by ASC deficient RAW264 cells via AP 1 activation
著者Noriyuki Watanabe, Riyoko Tamai, Yusuke Kiyoura