お知らせ
2021.05.10
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、高齢者で重症化しやすいことが明らかにされています。しかし、詳細なメカニズムは明確にされていません。 歯学部口腔病態解析制御学講座の玉井利代子准教授は、高齢者ではインフラマソームが活性化されやすい状態となっているためにサイトカインストームが誘導されてCOVID-19の重症化が起こると考え、インフラマソームの活性化を誘導するメカニズムの解明を目指した研究を行っています。この研究課題が、2021年度の日本学術振興会科学研究費助成事業の基盤研究(C)に採択されました。新たな研究資金の獲得で、研究がさらに促進されることが期待できます。