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山家尚仁大学院生の学位申請論文が国際的な学術雑誌である Immunopharmacology and Immunotoxicologyに掲載されました

2020.12.21

 骨粗鬆症の治療に使用される骨吸収抑制薬の重大な有害事象に顎骨壊死があります。しかし、骨吸収抑制薬のエチドロネートは顎骨壊死を起こしません。本研究は、エチドロネートが顎骨壊死を起こさない分子基盤を明らかにしたものです。具体的には、炎症反応を促進する炎症性サイトカインを産生する細胞のMyD88発現とNF-κBp65活性化の両方を抑制することで、 サイトカイン産生が抑制されることを発見しました。

 ○雑誌名:  Immunopharmacology and Immunotoxicology
        doi.org/10.1080/08923973.2020.1850761 2020

 ○論文題名:Etidronate down-regulates Toll-like receptor 2 ligand-induced chemokine
       production by inhibiting MyD88 expression and NF-κB activation

 ○著 者:   Naohito Yambe, Riyoko Tamai, Izumi Mashima, Yusuke Kiyoura



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