2020.11.27

　1959年に米国歯科医師会主催により開始されたSCRP（Student Clinician Research Program）は現在世界各国を結ぶ歯学教育支援プログラムとして毎年開催されております。SCRPの日本代表選抜大会について昨年まではデンツプライシロナの後援で運営されてきましたが今年度からは公益社団法人　日本歯科医師会の単独開催となり、18の歯学部が参加し、本学歯学部4年の今井千穂子さんが応募し、入選されました。発表内容は歯科矯正学教室エレクテイブ・スタデイ（ES）の配属中に研究した「Subjective evaluations of profile silhouettes 」のタイトルとし、側貌シルエットについて歯学部学生と歯科医師の主観的評価の検討でした。研究指導協力者は川鍋　仁准教授、山野辺晋也講師が務めております。新型コロナウイルス感染症対策のためオンラインでのプレゼンテーションと質疑応答で代表者を決める方式でしたが、発表の後、参加された学生やSCADA代表の井田有亮先生からの質問にも的確に返答されておりました。
今回の発表にあたり準備に携わった関係各位に感謝を申し上げ、参加報告とさせて頂きます。

歯学部成長発育歯学講座歯科矯正学分野　主任教授　福井和徳