お知らせ
2014.12.11
12月11日(木)13時15分から14時45分まで、ご自身、サリドマイド被害者である公益財団法人いしずえの増山ゆかり氏を講師に招き、「サリドマイド禍から学ぶ」と題して講演会を開催しました。 この講演会は、薬学部1年生対象の授業「薬学概論」の一環として行われたものです。増山氏は自分の生い立ちや死に臨んだ母との思い出話などを交えながら、「世の中には努力だけでは解決できない問題があり、差別・偏見に満ちているが、薬剤師として、薬の向こうには患者さんがいること、人の命があることを決して忘れないで、日本の医療の新しい担い手になってほしい」とエールをおくりました。 皆、深い感銘を受け、決意を新たにしたようでした。