講座紹介
[心理学]
沿革及び特徴
心理学分野の特徴は、心理学の研究と教育だけでなく学生へのカウンセリングも目的としていることです。心理学の分野での研究成果を、教育とカウンセリングという2つの面での学生支援に活かすことを目指しています。
本講義では、人の心理的側面を理解し、それに対処していく知識と技術を身に付けることを目的としております。そのために心理学の基本的な立場はもちろんのこと、虐待や発達障害、依存症といった現代における心の問題や災害時における心のケア等について講義しております。また、心理テストを通して、自己理解を促し多忙な歯科医療現場の中で生き抜く力(自分自身をメンテナンスできる力)を身に付けられるよう講義しております。
教育活動
講義科目
「臨床心理学」「心理学」・・・歯学部
科目内容
「臨床心理学」「心理学」
人間が持つ様々な心理的葛藤や障害の構造や対応法を学ぶことによって、学生が自己の心を客観的に捉えていくとともに、患者への心理的支援の重要性も学んでいきます。従って、カウンセリングについても学んでいきます。
カウンセリング
歯学部と薬学部合わせて、年間で300回ほどカウンセリングを行っています。この中には学生だけでなく、保護者等の相談も含まれます。1回で終わるケースもあれば、5回、10回と継続していくケースもあります。
主な研究
主な研究
- 不登校状態を示す、発達障害を抱える児童・生徒の支援のあり方
構成員紹介
所属学会・団体名
- 日本カウンセリング学会
- 日本学級経営心理学会
- 日本公認心理師協会
- 日本教育カウンセラー協会
その他
業績
論文
- 加藤義男、佐藤歩、阿部幸成:不登校児への支援「みんなでチャレンジ」の活動を通して.岩手大学教育学部附属教育実践総合センター 研究紀要第3号111‐118 2004年
教育講演・シンポジウム
- 「不登校のこどもの心と家庭支援」福島県市町村教育委員会.2010年
- 「子どもを理解できる魅力ある指導者を目指して」.財団法人福島県体育協会.2010年
- 苅間澤勇人、佐藤歩:3.11東日本大震災における援助の現状と課題から今後の学校援助のあり方を考える.日本カウンセリング学会 第44回大会52貢(自主シンポジウム企画).2011年
地域貢献・社会貢献(一部抜粋)
- 伊達市教育委員会 伊達市就学指導審議会委員.2010年~現在
- 福島市教育委員会 福島市就学指導審議会診断部員.2016年~2020年
- 教育相談校内研修会「不登校生徒および軽度発達障害生徒への対応について」.福島県立須賀川高等学校.2007年
- H19年度第1回~第2回「メンタルヘルス」事例検討会.福島市教育委員会.2007年
- 「子どもの二次障害を防ぐためにできること」.伊達市教育委員会.2009年
- 「Q-Uの事例研修の進め方について」.郡山市立郡山第一中学校.2009年
- 「思春期における心の変化」.福島市立福島第一小学校.2009年
- 校内生徒指導協議会「特別支援を要する児童に対しての指導法」.伊達市立堰本小学校.2009年
- 校内就学指導に対する助言・指導.伊達市立国見町大枝小学校組合立大枝小学校.2010年
- 生徒指導協議会「受容と共感のもとに児童理解を進めていく方法」.伊達市立小国小学校.2010年
- 「Q-Uについて」.福島県小学校教育研究会(伊達地区).2010年
- 生徒指導研修会「一人一人の児童の教育的ニーズ把握と支援方法」.伊達市立粟野小学校.2010年~2012年
- 「Q-Uの理解と活用について」.宮城県仙台市遠見塚小学校.2012年
- 「Q-Uの理解と活用について」.宮城県登米市立豊里小中学校.2012年
- 「Q-Uの理解と活用について」.宮城県登米市立石越中学校.2012年
- 「Q-Uおよび事例研究法の活用のあり方について」.福島市教育実践センター.2014年
- 「Q-Uテストの分析と活用」.福島県小学校教育研究会(伊達地区).2014年
- 「スポーツ教室における発達障害を持つ子供への指導のあり方」.ふくしま広域スポーツセンター.2018年
- 伊達市教職員研修講座「生徒指導研修Ⅰ」.伊達市教育委員会.2017年~2020年
- 校内研修会「Q-Uテストの分析と活用」.伊達市立堰本小学校.2020年
- 研修会「Q-Uテストの分析と活用」.猪苗代町教育委員会.2022年